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[北区・おすすめスポット]旧古河庭園で開催中 春のバラフェスティバルに行ってきました! ​

こんにちは。
なごころスタッフ 若林です。

先日、なごころ化粧品の事務所がある東京都北区内の都立庭園「旧古河庭園」に行ってきました。

ちょっとだけ、都立庭園のこと

東京都といえば高層ビル!マンション!コンクリート!というイメージですが、「都会のオアシス」として
都内のあちこちにさまざまな都立公園が存在しています。。

日比谷公園や上野公園といった大きな公園などは特に有名ですが、その中でも江戸期から残る大名庭園や
明治期以降の新たな様式を取り入れて、主に旧財閥当主の自宅として作られた歴史的にも文化的にも貴重な
9つの庭園は文化財庭園に指定されています。

この9庭園。解放公園とは違って管理公園のため入園料がかかりますが、都内の中心地にあるのでアクセスが
とっても良く、良い意味で別世界なので本当にオススメ。

今回行った旧古河庭園の他に、小石川後楽園、六義園、旧岩崎庭園といくつか訪れた事があるのですが、
最初に庭園デビューしたときは、都内の結構な中心部にこんな空間が!!!と本当にびっくりしたくらい。
それはもうとっても素敵な場所なんです。

 

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春のバラフェスティバル開催中の旧古河庭園

今回訪れた旧古河庭園は大正時代に古河 虎之助(古河財閥・男爵)の邸宅として作られた場所で
洋館、西洋庭園、日本庭園が備えられています。

 

旧古河庭園

東京都北区西ヶ原一丁目
開園時間
午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)

入園料
一般   150円
65歳以上 70円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)       

HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html

アクセス
JR駒込駅から徒歩12分
JR京浜東北線 上中里駅 下車 徒歩7分
東京メトロ 南北線 西ヶ原駅 (N15)下車 徒歩7分
都電荒川線「飛鳥山」下車 徒歩18分

今回は駒込駅から向かいました。

旧古河庭園

こじんまりとした駅前商店街のさつき通りのをまっすぐと進み、突き当りを左。

旧古河庭園

少し歩くと本郷通りに出るので、そこで横断歩道を渡ってから右側へ曲がり道なりに進みます。
歩いていると左側に大きな石垣の壁が出てきます。

旧古河庭園
バラのフェスティバル開催中だったためか、このあたりからバラの良い香りがしてきます。

この旧古河庭園に限らず。。。
なんですが、当時の贅を尽くして設計された邸宅、庭園では四季折々の花が楽しめます。

旧古河庭園では特にバラ園が有名。

春と秋には洋館の前にある西洋庭園に植えられたバラ園で様々な種類のバラを見る事ができます。
その後も日本庭園のつつじ、ハナショウブ、彼岸花、紅葉、椿、と本当にいつ行っても楽しい場所です。

さあ、こちらが正門です!

旧古河庭園
ディズニーランドみたいな場所でしか見れないくらい大きくて高い門です。
入園料は150円(安い!)を支払って入ると目の前には黒壁の洋館がドーンと建っています。

旧古河庭園

高い塀の中にあって、外からは見えませんが、ドラマのロケ地として使われたことも
度々あるので、行ったことはないけど見たことある。って方もいるかも。

旧古河庭園
こちら、建物と西洋庭園はイギリス人建築家、ジョサイア・コンドルの設計です。
私は建築に造詣が深いわけでもないし、建築家にも全く詳しくないのですが、
都内の庭園を巡っていると建築を手がけた人物として、必ず聞くお名前の方。

イギリスの建築家の方で明治時代に日本政府が招聘し工部大学校造家学科教授として
たくさんの日本の建築家を育てたり、明治から大正にかけて官庁や大使館などの
政府関連の建物を手掛けた、日本建築界にとって超重要人物です。

 

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旧古河庭園100年記念イベント
「春のバラフェスティバル」開催中です!

入口に入る前からバラの香りは結構して期待は高まってくるのですが、洋館の方に向かうと
左手下方に見事なバラ園が広がっているのが見えます!

旧古河庭園

 

旧古河庭園

自然の地形を利用していて、高台の丘に洋館、斜面に庭園、低地に日本庭園を配置してある
盛りだくさんな場所なのですが、このバラで構成された西洋庭園は不思議の国のアリスみたい。
迷路のような作りで、庭歩きを楽しみながらバラを鑑賞できます。
そのためか、かなりたくさんのお客様がいるんですが、結構ゆっくりと見られます。

もうさっきまで山手線に乗っていたのを忘れちゃうくらい、一気に洋館とバラの世界に浸れます。

赤、黄、オレンジのバラにはそれぞれ素敵な名前がついています。

旧古河庭園

各バラにはこういった立て札がたっているので、花の美しさはもちろんのこと、花の名前を見て
こんな言葉や人物の名前をイメージして品種改良されたのか〜。ああ、なるほど!とか、
なんかイメージに合うわ~。なんて想像しながら見るのはとっても楽しいです。

皇室や王室にちなんだ名前をつけられたものもあるのですが、バラ園のロケーションとも相まって
すごくリッチな気分になりますよ。

クレオパトラ
ロイヤルプリンセス
ゴールデン・メダイヨン
シンデレラ

 

どうですか?名前と花のイメージがとっても良い感じにあっていませんか?

今回のバラの見ごろはGW頃だったそうで、私が伺った17日は7割程度の花が残っている感じ。
大輪のバラは完全にピークを過ぎた感じでしたが、つる性の小ぶりのバラが見頃を迎えていました。

アンジェラ
プリンセス・ミチコ 美智子皇后陛下が皇太子妃時代に捧げられた花です
プリンセス・オブ・ウェールズ 故ダイアナ妃に捧げられたバラです

 

バラの名前は失念!でも大きな蜂も遊びに来ていました。
緑光
サハラ98
つるレディヒリンドン
ロサ・キネンシス・ヴィリディフローラ。なんとこれもバラなんです。
旧古河庭園松明とかを灯すようの燭台でしょうか?立派な石細工です。

私自身旧古河庭園には春、秋とバラを見に何度か来たことがあるのですが、今まで大輪のバラが
咲く時期の所謂「全盛期」の頃しか来たことがなかったので、キュートな小ぶりのバラの魅力に
新たに気付けたことはちょっと収穫でした!

しっかりと管理と手入れがされてるバラ園では、あまりにも傷んだ花はバッサリ切り落とされて
今その時期に庭園内で楽しむ事ができる花を一番よい状態で鑑賞する事ができるはとてもいいな。
と思います。

 

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バラ園を楽しんだ後は、さらに下におりて日本庭園をのんびり回るのがおすすめ。

 

京都の庭師植治こと小川治兵衛という方の作庭で、主に京都で財界人の別荘園庭を設計された方で
平安神宮・円山公園のお庭も彼の作品だそうです。

鬱蒼と茂った木々のせいで、さっきまでの洋館&バラの洋風庭園を忘れてしまうかのような、
別世界っぷり!


風に揺れる新緑と鳥の声。
行ったのは物凄く暑い日だったのですが、気温が5度くらい低いって感じでひんやり涼しいです。


大きな池と大きな雪見燈籠。

伺った時は水が流れていませんでしたが、滝があり、高低差もあって、限られた敷地の中に
自然の姿がギュッと濃縮されている贅沢な空間です。

その中でも私が特に贅沢を感じるのは小川にかかった橋!


なんと大きな大きな一枚岩をスライスしたものが使われています!

この日本庭園は結構な高低差があるので、運動にもなるし、あちこちに座面が広いゆったり
座ることができるベンチが多数配されているので、ゆっくり休憩ができます。

私も涼しい空気の仲、木々に囲まれて1人ぼ~~~~っとしていたら、なんと20分くらい
経過していてびっくり!

久々に頭の中をからっぽにしていいリフレッシュになりました。

ちなみに洋館は別料金で内部の見学ツアーに参加することができます。
事前申し込みが必要ですが、運が良ければ当日受付でも大丈夫。

今回は時間が合わずに見る事ができませんでしたが、建物の基本知識から歴史背景、
建物に使われている建築様式や細工などの見どころについて余すところなく紹介してくれたりと
とっても楽しくて為になるので機会があれば是非参加してみてください。

ちなみにこちら、洋館の中に喫茶店があって、バラ園を眺めながらお茶を楽しむ事もできます。

私は喫茶店ではなく、敷地内のワゴンで販売していたバラのジェラートを玄関横のテラス席で
いただいてきました。


ローズソルト、ピュアローズティ、ローズペタルの3種の中から、
私はバラの花びらが入っているというローズペタルを選びました。

冷たいものなので鼻を近づけてみてもバラの香りが立ち込める。。。という感じでは無かったですが、
一口食べると口と鼻にふんわりとバラの香りが広がります。

香りが強すぎないので、バラの香りがあまり得意じゃない方も美味しく召し上がれると思います。
美しい薔薇を見て、日本庭園でまったりし、洋館を眺めながらバラのアイス。

贅沢な時間を過ごしてとっても大満足でした~~~~。

 

最後に、出口のところでバラの人気コンテストをやっていたので、、、

私も清き一票を投じてまいりました。

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