UV日焼け止め

冬でも日焼け止めを塗ったほうがいい理由を語ります。

冬の季節
スキンケアカウンセラー慶元仁美の美肌コラム

冬でも降り注ぐ紫外線の量

気温が下がり、冬本番という日が増えてきました。日照時間も短くなり、太陽を避けがちだった夏とは逆に、太陽を待ち望む季節ですね。
この時期になると、UVケアをしない、という人が意外に多くいらっしゃいます。
冬の季節
夏じゃないから紫外線もないし、冬はUVケアは必要じゃない。 と考えている方がいるのですが、それは間違いです。 太陽がある限り、地球に太陽の光は届いています。 その傾きと高さによってその強さが違うだけです。

冬の紫外線は、じわじわ派

太陽の位置

夏は、太陽の位置が高く、日照時間も長いので、必然的に肌に受ける紫外線量も多く、ジリジリと強く、多くなりますから、紫外線対策は必須です。冬至を境に、太陽の位置は低く、緩やかな日差しとなり、紫外線量も夏と比べ少なくなりますが、紫外線がないわけではありません。

太陽の角度

日照時間は短くても紫外線は降り注いでいます。UVケアをしない無防備な状態で外出してしまうと、紫外線の影響を受ける事になるでしょう。 気温も低く、夏の紫外線に比べると柔らかいので、わかりづらいのですが、陽の高いうちは、紫外線ケアをしておく事をお勧めします。 冬でも紫外線はじわじわと肌に届いているので注意しましょう。

紫外線インデックスで確認しましょう

では、冬の紫外線量はどれくらいなのでしょうか? その目安として紫外線インデックスという数値があります。

11+    極端に強い  
8~10  非常に強い  
6~7   強い     
3~5   中程度    
1~2   弱い     
UVインデックスに応じた紫外線対策
(参考:環境省「紫外線環境保護マニュアル」)

関東地域では、年間を通して、一番太陽の位置が高い12時に紫外線インデックスが2以下になる月は、ほぼありません。
1月でも午後12時には、2.6で限りなく3に近い平均値がでています。

UVインデックスでいう3~5は中程度、外出時は、UVケアが推奨される数値です。
温暖化やオゾン層の環境問題も加わり、紫外線量が年々上がっている現実も無視できませんね。

乾燥の季節と紫外線による肌ダメージ

乾燥で加速する紫外線ダメージ

乾いた土がひび割れするのを想像してください。そこに熱が加わると、更に水分蒸散が進み、土は更にカラカラ、ひび割れが増えていくでしょう。冬は、空気が乾燥し、肌も夏と比べものにならないくらい、乾燥している場合が多く、日常的に肌状態は乾燥しています。 そんな状態でうっかり日焼けをしてしまったらどうなるでしょう。
ジワジワと肌に降り注いだ紫外線のA波、B波は、容赦なく、肌の内部で様々な炎症を起こしてしまいます。
日焼けは、火傷に近いダメージです。 お肌が軽く火傷している状態という事は、肌は炎症し、水分を奪いながらどんどん熱を発散し、肌の乾燥を加速させてしまいます。

冬にうっかり日焼けてしまったら・・・

まずは、肌状態をみて炎症がある場合は、冷やしましょう。そして、肌を洗顔で清潔にします。この時、絶対に強くこすってはいけません。泡を上手に使って洗顔し、お肌をまずは清潔にします。そしてたっぷり保湿しましょう。
肌表面の温度を下げるのと、水分を継続的に与え潤いをキープさせて熱を取ります。シートマスクや、使っている化粧水をコットンに浸して使うコットンパック等も有効です。
一見、炎症していないように見えても、何となく火照りを感じる、部分的に赤くなっているような場合も同様にケアをしてください。 お手入れが行き届いていないまま過ごすと、乾いたままの肌内部で、シミやシワ等が増える原因を作りかねませんので十分に気を付けてください。

冬の日焼け止めを選ぶのに必要なポイント

冬の日焼け止めを選ぶときに注意したいのは、SPF・PA数値と乾燥させないという事です。
まず、SPF・PA数値についてですが、SPFは、UVB波によるサンバーン(赤くなる日焼け)の防止効果を表したもの、PAはUVA波により皮膚が短時間で黒くなる反応を指標にした防御効果を表し、+の多さで表しています。
日常の生活における必要な防止効果においてはSPF10~20 PA++あれば十分で、日中のお出かけや、太陽の下で時間を過ごす場合のレジャー等でもSPF30 PA+++あれば十分にUVケアは可能です。
SPF50 だと完璧でしょ? と冬でもしっかりカバーされる方もいらっしゃいますが、冬の日常生活においては、特にそこまでしなくても、カバーはできていると私は考えます。 SPF数値が高いアイテムはやはりそれなりに、カバー成分も沢山配合されているという事になりますから、肌の弱い方ですと負担が大きいかもしれません。
SPF50 は、夏のレジャーには最適ですが、冬の日差しには、肌の負担が少ないものを選ぶのがよいでしょう。
生活シーンにあわせた紫外線酸化防止用化粧品の選び方

冬のUVケアで気を付けたいのは、「潤い」です

空気が乾燥しているので、冬の生活の基本テーマは「潤い」です。
お部屋も外気も、自身もすべてが乾燥する季節に、紫外線吸収剤や、散乱剤等は、更に、乾燥を感じさせることがあります。
冬にUVケアアイテムを選ぶときは、保湿の役割をしてくれる成分が入っているものを選ぶのが良いでしょう。
夏の日焼止めは、汗に強いタイプ、皮脂を抑えるタイプ等があり、比較的さっぱりと使える、ローションやミルク等のUVアイテムが多く市場に並んでいます。 冬は、逆に、潤いをキープし、乾燥から肌を守りながらしっかりとUVケアをする必要がありますので、クリーム系のUVアイテムを選ぶのが良いでしょう。

冬の日焼け止めにスキンケアカウンセラーがおすすめ美容成分3選

日焼け止めに入っていて、良いと思う美容成分は、
肌荒れを守る抗炎症成分 乾燥から守る保湿成分 美容効果がある美肌成分です。
抗炎症成分は、肌の負担を和らげ、また炎症した肌にも効果的です。
保湿成分は、オイルや保湿剤、等、様々ありますが、やはり乾燥する季節、肌上でしっとりとカバーするオイル系成分、そして浸透し内側から潤うエキス類等が配合されているのが理想です。
そして、欲を言えば、紫外線の影響で、できやすくなるシミやシワ等にもアプローチできる美肌成分などが入っていると、UVケア&肌ケアが同時にできて嬉しいですし、日々、使用するきっかけにもなりますね。

紫外線ケアってどこまで必要なの?

気にしたいのは、光老化

紫外線については様々な研究も進み、肌に対する様々な作用が判明していきています。 所謂、光老化と言われるものは、長年の紫外線の影響により肌に起こる老化現象のことを言います。
紫外線を長く浴び続ける事で、真皮を傷つけ、シワやシミになる事もわかっています。 また、浴びすぎた紫外線でガンになる事もあります。 また最近では紫外線による「酸化」、「糖化」現象の研究も進んできています。
太陽は、私たちの生活に欠かせない存在ですし、ビタミンDの生成にも欠かせません。 ですが、それは日常生活で十分という事もわかってきました。
過度な紫外線は肌を痛め、傷つけるだけです。
年間を通して、肌をカバーしてあげるだけで、光老化のリスクは大幅に軽減されるのです。
紫外線ケア商品は、外出時の化粧アイテムとして常備することをお勧めします。

なごころUV美容液クリームがおすすめな理由

毎日使いたくなる、肌へのやさしさ溢れるUVクリーム

これだけ、紫外線ケアを勧めておきながら、実は私は、UVアイテムがあまり好きではありません。
やはり、紫外線吸収剤や、散乱剤等、紫外線を吸収したり、跳ね返す素材が配合されているので、その質や量によっては、肌が敏感な状態になりやすいという事もあり、どうしても肌が重たく感じてしまい、場合によっては、顔が熱くなる事もあります。

そんな肌状態の私でも、安心して使えるのが、なごころUV美容液クリームです。
なごころUV美容液クリームは、紫外線吸収剤を使わず、散乱剤を用いた処方で、紫外線を跳ね返して肌を守ってくれます。
SPF31 PA+++と夏冬季節を問わず、日常の使用に最適な紫外線ケアができる数値をもっています。
手に取りだして、顔に伸ばしても、UVクリーム独特のキシみや、つっぱりは感じません。
美容クリームをつけているかのように、伸びがよく、べたつく事なく、お顔にサラリとフィットします。
UVクリームってこんなだったっけ?と思うような気持ちの良いつけ心地です。

先人たちの知恵「ヘチマ水」を高配合

なごころUV美容液クリームの使用感には、配合されている「ヘチマ水」が大きく関係しています。
ビタミン、ミネラルが豊富なヘチマ水は、肌なじみが良く、肌の炎症を抑えると同時に、肌にしっかりと潤いを届けてくれます。古くから食べてもよし、つけてもよし。で人々に愛されてきました。 このヘチマ水が40%も配合されているという、かなりの高配合に驚きますが、実際に、使用感にも多分に関係しています。 手に伸ばして顔に塗布した時の、伸びのよさ、そしてつけた後のさわやかなフィット感は、このヘチマ水が大きく関係していると思います。

2種類の桜のエキス

なごころUV美容液クリームには、2種類の桜のエキス、サトザクラ花エキス、ソメイヨシノ葉エキスが配合されています。 抗菌作用に優れた桜の葉は、古くから食べ物を包むのに用いられ、花びらは、塩漬けにして食べる等、昔からその美容効果は人々の生活に根付き、愛されてきました。 サクラの花、そして葉には、クマリンや、フラボノイド、ポリフェノール等が含まれていて、血行促進やむくみ予防や解熱作用、リラックス効果がありますから肌上でも肌を滑らかに整え、肌荒れを防いでくれます。

メロン胎座エキス~植物プラセンタ~

メロンを食べる時に捨ててしまうあの種の部分。
実は「植物プラセンタ」と言われるほど、栄養の宝庫なんです。
ヒトのプラセンタに匹敵するほどの、ビタミン・ミネラルが詰まっています。
なごころUV美容液クリームには、このメロン胎座エキスから抽出されるエキスが配合されていて、肌にとって不可欠なビタミン・ミネラルも補えて、お肌の潤いをキープ。滑らかな肌へ整えてくれます。

季節を問わず、手元に置いておきたい優秀なUVクリーム

そのほか、アシタバや、フキ、そしてカワラヨモギ花等の植物由来の保湿成分をはじめ、セラミドやヒアルロン酸等が配合されている、なごころUV美容液クリームは、
乾燥から肌を守りながら、美容保湿成分でお肌を守り育てる事のできるUVクリームです。

季節によっては、紫外線アイテムを変更するのは面倒だったりしますが、なごころUV美容液クリームは、
冬の紫外線ケアはもちろん、夏の日常生活でも十分使える万能さも嬉しいですね。

今年の冬は、UVケアを忘れずに、美肌で良いお年をお迎えください。